投資に詳しくない人でもインデックス投資はすべき！特徴、おすすめ銘柄も解説

物価高、経済不安などから最近は投資が注目されている。
しかし、投資の勉強をしたくない、仕事が忙しくてやりたいが出来てない人もいるだろう。
そんな投資初心者、未経験でもインデックス投資はやらないと将来的に大変なことになってしまう。

今回はインデックス投資の特徴や筆者がおすすめインデックスファンドについてまとめました。

なぜインデックス投資は未経験者でもおすすめできる？

インデックス投資の特徴

まずインデックス投資は、株式や債券などの金融商品を特定の指数に連動させる投資信託に投資する方法です。

例えば、ニュースなどで日経平均株価やTOPIX（東証株価指数）などという言葉を聞いたことはないだろうか。

これらの指数はざっくりと説明すると国全体の景気の良し悪しを数値化したものであり、
日経平均株価なら日本の国、企業が成長するならこれら数値も上がっていきます。

つまり、インデックス投資は国や企業の成長に期待して様々な会社などに一括で投資をする仕組みです。

市場全体のためバランスが良い

インデックス投資の特徴の一つとして、市場全体をバランスよく分散投資するため、リスクを抑えることができます。

一部の銘柄や業種の好調・不調に左右されず、市場全体の動きに連動するため、個別の企業や業種のリスクを分散することができます。

一般的なイメージだと投資は、一つの会社の株を買ってそこが上がるかどうかというものですが、
インデックス投資は市場全体の投資のため、大雑把に言うなら景気が良くなるなら何でもいいという負けない投資になります。

コツコツ投資のため、いつでも始められる

またインデックス投資は投資先の分散だけでなく、投資タイミングの分散もしているのが特徴です。

投資をイメージした時、常にパソコンに張り付いて株価が下がったら一括購入する様なイメージを持っている人もいるかもしれない。

しかし、インデックス投資は決まった金額を決まったタイミングでコツコツ買うだけの投資方法になります。

証券の中には一度設定してしまえば、毎月自動的に購入してくれます。
そのため、仕事が忙しいなどで常に株価を確認できない人でも安心して始めやすい投資方法になります。

どうやってインデックス投資をする？

インデックス投資の特徴から未経験、知識が無くても安心して始められますが、
具体的には投資信託という商品を買って資産運用をするようにしましょう。

投資信託とは

投資信託は、ファンドマネージャーが複数の投資家が資金を集め、資産運用する仕組みです。
投資信託の多くは、株式や債券、不動産など、さまざまな資産に投資します。

そのため、インデックス投資との相性が良く、インデックス投資をする場合は大体投資信託を買って行います。

どうやって利益を貰える？

投資は利益の受け取り方が色々とありますが、投資信託の場合は利回りによる配当金がメインの利益となります。

利回りとは、投資した資金に対してどれくらいの利益が得られるかを示す指標です。
例えば、利回り5％のある投資信託を10万円で購入し、20年後投資し続けます。
この場合、
1年目は10万円の5%の利益が発生するため、
投資額が10.5万円になる。

2年目は10.5万円の5%の利益が発生するため、
投資額が11.025万円になる。

このように投資額に対してどんどん利益が発生していきます。
(計算の都合上、税金は考慮してません)

ちなみにこのように利回りの対象の投資額がどんどん増えていく金利を「複利」と言います。

複利は資産を効率的に増やすとき、とても重要な言葉のためしっかりと覚えておきましょう。

投資をするにおいて利回りはとても重要です。

もちろん、利回りは高いに越したことはありませんが、
利回りが高すぎるとその分暴落などのリスクも商品の場合が多いです。

インデックス投資の投資信託においては大体3~5%のほどの利回りならリスクとのバランスも良く投資できるでしょう。

インデックス投資のデメリット

さて、インデックス投資の良さはわかったことだろうが、一応デメリットも確認しておこう。

市場全体が不調ならマイナス

インデックス投資は、市場全体の平均的なリターンを追いかけるため、
市場全体の動向に依存します。

例えば、アメリカ市場の指数を追うインデックス投資をしていたとする。

その際、例えばアメリカでパンデミックなど発生しアメリカ市場全体が冷え切った場合は、
インデックス投資で投資している投資信託の評価も下がってしまう。

ただし、インデックス投資は長期間の投資を目標としています。
そのためアメリカなどの国が数十年景気が悪いということあまりないでしょう。

時間をかけてゆっくり増やす

インデックス投資は、指数に合わせてコツコツと増やしていく投資です。

そのため、ちゃんと利益を獲得する場合は大体10年以上は投資した方がいいです。

もし、1年後に数百万円ほしい。
数年後に開業するための資金が欲しいなど、
短期的な資産形成を考えている場合はおすすめできないでしょう。

有名なインデックスファンド

さて、最後に独断と偏見で有名なインデックスファンド(インデックス投資の投資信託)を確認していこう。

ここで挙げるインデックスファンドは投資をはじめする人ならまず間違えなく投資をしておいた方がいい商品になります。

もちろん、しっかりと自分でリスクとリターンを考えてほしいが、
考えた結果結局にこのファンドにしたとなるくらいには有名なものです。

米国株式インデックスファンド

証券会社によって名前は変わるがアメリカ全体を投資するインデックスファンドはかなりメジャーな投資だ。

特にS&P500という、アメリカの株式市場における主要な指数は
インデックス投資の連動先として有名であり、
この指数は、アメリカの上場企業のうち、大型株500社の株価の動きを示しています。

S＆P500の構成銘柄は、幅広い業種にわたる企業が含まれており、
情報技術、金融、ヘルスケア、エネルギーなど、さまざまなセクターがバランスよく組み込まれています。

このため、S＆P500の動きは、アメリカ経済全体の動向を示す指数として有用です。

有名企業となると「Apple」「Amazon」など一度は聞いたことある企業もあり、
これら超有名企業の株主になれるだけでもとても有力なファンドである。

オールカントリー全世界株式

こちらも証券会社によって名前は変わるが、その名の通り世界全体に投資するインデックスファンドとなる。

全世界株式は、個々の国や地域の経済状況に直接依存せず、世界経済全体の成長に連動する傾向があります。

したがって、特定の国や地域の景気が悪化しても、他の地域の成長によってバランスを取ることができます。

また、全世界株式は、投資先の幅広さによってリスクを分散することができます。

つまり、全世界の人類が繁栄をするなら問題ないという投資になります。

ただし、証券、投資信託によっては内容が多少異なっている部分があり、
投資する際はしっかりと確認しましょう。

絶対にやった方がいい

さて、今回は投資の中で一番王道なインデックス投資について見ていきました。

時間のかかる投資方法になりますが、
初心者でも気軽に始められ、リスク、分散、リターン共に総合的に優秀な投資手段となります。

日本は今後どんどん不景気になると言われている昨今、
自分の生活を守るためにもインデックス投資はぜひおすすめしたい投資になります！

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